リフォーム工事

リフォーム工事:対象となる住宅

開口部の断熱改修

対象となる工事

改修後の開口部の熱貫流率※1が平成28年基準に規定する開口部の断熱性能等に関する基準※2のうち、
<開口部比率の区分(ろ)>の基準値以下となるよう行う次のまたはのいずれかに該当する断熱改修を対象とします。

ガラス
交換

既存窓を利用して、複層ガラス等に交換するものをいう。

内窓設置

既存窓の内側に、新たに窓を新設するもの、および既存の内窓を取り除き、
新たな内窓に交換​するものをいう。

外窓交換

既存窓を取り除き、新たな窓に交換するもの、および新たに窓を設置するものをいう。

ドア交換

既存のドアを取り除き新たなドアに交換するもの、および新たにドアを設置するものをいう。

  • 開口部比率の区分(ろ)の基準値はこちらをご確認ください。
  • 対象となる開口部の窓・ドア等の仕様例については、こちらをご確認ください。

発行ポイント

「1箇所あたりのポイント数×施工箇所数」ポイント数を発行します。

大きさの
区分

ガラス交換※1

内窓設置※2・外窓交換

ドア交換

面積※3

1枚あたりの
ポイント数

面積※4

1箇所あたりの
ポイント数

面積※4

1箇所あたりの
ポイント数

1.4m²以上

7,000ポイント

2.8m²以上

20,000ポイント

開戸:1.8m²以上
引戸:3.0m²以上

28,000ポイント

0.8m²以上
1.4m²未満

5,000ポイント

1.6m²以上
2.8m²未満

15,000ポイント

0.1m²以上
0.8m²未満

2,000ポイント

0.2m²以上
1.6m²未満

13,000ポイント

  • 開戸:1.0m²以上
    1.8m²未満
  • 引戸:1.0m²以上
    3.0m²未満

24,000ポイント

確認方法

ポイント発行対象の製品であることについて(性能証明書等)

対象工事に応じて以下の書類を確認します。
申請する窓、ガラス、ドアごとに1部ずつ提出してください。

対象工事

提出書類

発行者

注意事項

ガラス交換

性能証明書

建材メーカー

ガラスごとに1枚提出

内窓設置

窓ごとに1枚提出

外窓交換

窓ごとに1枚提出

ドア交換

ドアごとに1枚提出

工事が行われたことについて(工事写真)

工事写真で工事が行われたことを確認します。
開口部ごとに工事前後で2枚撮影し、工事写真台紙に貼付けて提出してください。

工事前

改修前の開口部全体が確認できること

  • 増築等により開口部を増設した場合は、​増築前の外観全景を撮影。
工事後

開口部全体が確認できること

  • 複数枚のガラスで構成される開口部は交換したガラスのすべてが確認できる場合は写真は1枚で可。

書類名称

ダウンロード

工事写真台紙(リフォーム用)

対象となる製品の基準

<開口部比率の区分(ろ)>

開口部比率
の区分

地域の区分ごとの熱貫流率の基準値(単位1平方メートル1度につきワット)

1〜3

4

5〜7

8※1

(ろ)

2.33

3.49

4.65

※本制度のガラス交換においては、下表に示す建具の仕様に応じたガラス中央部の熱貫流率以下の​製品も対象とする。

製品登録の​区域区分

樹脂・木

金属と​その他材料の複合

金属製熱遮断構造

金属(アルミ)

1〜7

2.03

2.03

4〜7

3.33

2.99

2.99

2.03

5〜7

3.33

3.33

3.33

3.66

<対象となる開口部の窓・ドア等の仕様例>

  • 対象となる製品の基準 窓(一重構造の建具)の仕様例

建具の仕様

ガラスの仕様

中空層の仕様

地域区分ごとの適用可否

ガス※1の封入

中空層の厚さ

1~3

4

5~7

木製建具または樹脂製建具

2枚以上のガラス表面に
Low-E膜を使用した
Low-E三層複層ガラス

されている

7mm以上

Low-E三層複層ガラス

されている

6mm以上

されていない

9mm以上

Low-E複層ガラス

されている

8mm以上

4mm以上
8mm未満

されていない

10mm以上

5mm以上
10mm未満

遮熱複層ガラス/複層ガラス

されていない

6mm以上

木と金属の複合材料製建具
または樹脂と金属の
複合材料製建具

Low-E複層ガラス

されている

8mm以上

4mm以上
8mm未満

されていない

10mm以上

5mm以上
10mm未満

遮熱複層ガラス/複層ガラス

されていない

10mm以上

6mm以上
10mm未満

金属製熱遮断構造建具

Low-E複層ガラス

されている

4mm以上

されていない

6mm以上

遮熱複層ガラス/複層ガラス

されていない

10mm以上

6mm以上
10mm未満

金属製建具

Low-E複層ガラス

されている

8mm以上

4mm以上
8mm未満

されていない

10mm以上

5mm以上
10mm未満

遮熱複層ガラス/複層ガラス

されていない

4mm以上

単板ガラス2枚を
組み合わせたもの※2

されていない

6mm以上

  • ※1「ガス」とは、アルゴンガスまたは熱伝導率がこれと同等以下のものをいう。
  • ※2「単板ガラス2枚を組み合わせたもの」は、中間部にブラインドが設置されたものを含むものとする。
  • 対象となる製品の基準 ドアの仕様例

枠と戸の仕様

ガラスの仕様

中空層の仕様

地域区分ごとの適用可否

ガス※1の封入

中空層の厚さ

1~3

4

5~7

  • 枠:木製
  • 戸:断熱積層構造の戸

三層複層ガラス

されていない

12mm以上

Low-E複層ガラス

されていない

10mm以上

6mm以上
10mm未満

複層ガラス

されていない

10mm以上

ガラスのないもの

  • 枠:金属製熱遮断構造
  • 戸:高断熱フラッシュ構造の戸

Low-E複層ガラス

されている

12mm以上

ガラスのないもの

  • 枠:金属製熱遮断構造、
    木と金属との複合材料製又は
    樹脂と金属との複合材料製
  • 戸:断熱フラッシュ構造の戸

Low-E複層ガラス

されていない

10mm以上

6mm以上
10mm未満

複層ガラス

されていない

10mm以上

ガラスのないもの

  • 枠:金属製熱遮断構造
  • 戸:フラッシュ構造の戸

Low-E複層ガラス

されていない

10mm以上

複層ガラス

されていない

12mm以上

ガラスのないもの

  • 枠:指定しない
  • 戸:木製の戸

複層ガラス

されていない

4mm以上

ガラスのないもの

  • 枠:指定しない
  • 戸:フラッシュ構造の戸

複層ガラス

されていない

4mm以上

ガラスのないもの

  • 枠:指定しない
  • 戸:ハニカムフラッシュ構造の戸

複層ガラス

されていない

4mm以上

ガラスのないもの

  • ※1「ガス」とは、アルゴンガスまたは熱伝導率がこれと同等以下のものをいう。